当店におけるMac水没修理時の初期対応方法

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■当店における水没時の初期対応方法
MacBook•MacBook Air•MacBook ProなどのMac製品水没時の初期対応方法になります。

当店では水没のご申告があった際は、状態の悪化を防ぐため通電•起動確認はなるべく控えてお預かりしております。
また、お預かり後は優先的に分解•乾燥作業を行います。

これは、電源を入れる時に、内部に液体が残っていると状態が悪化するためです。
液体が付着したまま通電•起動させてしまうと「腐食」や「焦げ」が発生&悪化し、まれに本体から煙が立ちのぼります。
こうなってしまうと、修理金額も高額になってしまう可能性があるためです。
※一例ですが、ロジックボード補修•修理で改善できていたものが、ロジックボード交換のようになってしまい、修理金額も1.5倍から2倍以上になってしまったり。

分解作業はロジックボードの表裏、キーボード裏、各種ケーブル&コネクタ等、全体を隅々まで確認します。ほぼ全てのパーツを確認することにより「内部に浸透した液体の流れ」が把握できます。
これにより、液体が残っていそうな場所、異常が起こりそうな場所、故障の原因等の詳しい検証作業が可能になります。
内部の状態を確認し、状況に応じて液体の拭き取りと乾燥作業、場合によっては特殊な液体で洗浄作業を施します。

これらの作業を行うことにより【現状より悪化する事を防ぐ】ことが可能になります。

乾燥を確認しますと、検証作業に取り掛かり、結果が出次第にご報告という流れになります。
※当店では特殊な乾燥方法がございますので、早ければ数時間、通常ですと丸1日程度で乾燥します。
※状態によっては検証後に動作テストを行う場合がありますので、検証結果のご報告は1~5日前後になります。

□液体の種類にもよりますが、濡れてしまった箇所は洗浄作業を行いませんと、悪化して行く一方です。起動している•乾燥しているからといって安心はできませんのでご注意ください。
当店に修理継続のご依頼をいただいた際は、洗浄作業も含まれておりますのでご安心ください!

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お見積もりまでの作業は、通常無料で行なっておりますので、Macの水没でお困りの際は、お気軽にご相談ください。

■下記のリンクには、キーボード上に液体がかかってしまった場合の一例としまして、ご自身でも可能な、 初期の対処法と注意点を簡単にご説明させていただいております。興味がありましたら、ぜひご覧ください。

■キーボード上に水没•液体が掛かってしまった時の、初期対処法と注意点の一例。