MacBook Pro Retina 13" Early 2015 A1502 水没、キーボード&トラックパッド交換修理

  1. MacBook Pro
  2. A1520
  3. 水没
  4. キーボード
  5. トラックパッド
  6. 修理記事

申告症状:キーボード上に液体がかかり、その後も使用できていたが、現在は起動しなくなった。
作業内容:キーボード&トラックパッド交換

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

内部には未だ水分が残っていて、乾燥していない状態でした。
水分が残っている状態で電源を入れてしまいますと、腐食や焦げが発生してしまいます。

記事内にある写真の赤丸部は、トラックパッドの基盤の一部になります。
赤丸の中に緑色の付着しているものが見えるかと思います。この部分が、いわゆる腐食している状態です。
通常ですと、緑色の物はございません。

description

ここには、各ケーブルのコネクタやチップも搭載されていますので、その部位を確認しますと焦げていました。残念ながら、トラックパッドも交換が必要です。
※こちらの部位は、修理すると部品の金額より高額になってしまうため、トラックパッド交換修理のご対応となります。

キーボードは、一番重要な電源ボタンが反応しませんでしたので、こちらも交換が必要になってしまいました。
幸い、ロジックボードや他の部位は軽度でしたので、こちらは交換まで至らずに洗浄&修復作業で対応が可能でした!

水没の際は、まず、電源を落とすことが大切です。
焦らずに電源を落としてからその後の対応を行いますと、症状の悪化を少しは防げるかと思います。

液体をかけてしまった時の対応方法も、ご相談いただければお伝えいたしますので、Mac修理に関するお悩み事は、お気軽にご相談ください!